店舗情報
Bon Masuda(ボン・マスダ)
静岡県静岡市清水区江尻東1−3−15
地元野菜が輝く美しい前菜に感動
1番のおすすめ料理はお洒落な前菜です。
ガラスのコップのような容器に入った前菜の中身は色とりどりの季節野菜です。緑色のレタスやアスパラガス・きゅうり・ズッキーニ・ブロッコリー・サヤエンドウ。色を鮮やかに仕立て上げるものは、香りのよいブラックオリーブ・スモークサーモン・ラディッシュ。
味付けはシャーベット状になったピンク色のドレッシング。これがベリー系の果物を使用しているようで香りも良いし、見た目もまさにインスタ映え!
こんなに美しい前菜は見たことがありません。一瞬にして目がキラキラしてしまい、感動の言葉を言わずにはいられません。
野菜の一つ一つ産地にもこだわりがあるようで、基本的には県内野菜を使用しているそうです。地域の活性化にも繋がります。
そのお野菜をただ単にカットするのではなく、断面がより綺麗に見えるよう一つ一つ切り方を変えているのです。
毎回これはどんな切り方をしているのだろうとシェフに聞きたくなります。野菜の切り方ひとつでこんなにも野菜が輝いて見えるとは、まさにシェフの腕の良さがわかります。
隠れ家的存在のカジュアルフレンチ
駅から歩いて行ける圏内になるにも関わらず一本入った路地にある為、隠れ家的存在のレストランです。
気取って食べるイメージの強いフレンチですが、このお店では、気兼ねなくフレンチを味わってほしいとシェフの意向でナイフとフォークの横にお箸も用意されています。
常連さんだけでなく、初めて行くお客様も皆さんカジュアルフレンチを楽しみながらお話に華が咲いているように思えます。
シェフは調理する設備にもこだわっており、お客様の前で燻製したお肉を提供したり、お客様自身がチーズをカットする手回し機械に触れる機会があったりと、とにかく初めてのことが経験できるお店です。その場で燻製されたお肉はスモークの煙とともに鼻にぷーんと薫るサクラチップの香りと、お肉の油の良い香りのダブルパンチでやってきます。
チーズはその場でカットするだけあって、新鮮さを感じることができ、特別な気分を味わうことができ、特別な日の利用にももってこいです。
お店で料理教室も開催
レストランのシェフはなぜか堅苦しく頑固なイメージがありますが、こちらのレストランのシェフはとっても気さく。お客様が帰るときにはわざわざ裏戸から玄関まで足を運び「お味はいかがでしたか?」などと一言必ず声をかけてくれます。
たまに「あの料理美味しかったけど、自宅でどう再現するの?」と聞くと、ちょっとだけコツを教えてくれることもあります。その気さくさがゆえに、近所のマダムからもとても人気でシェフ自身の似顔絵をモチーフにした、バッチやガム・飴など色々な商品をお客様に配っています。
自身でも言っていますが、「とびぬけてイケメンではなけど、”自称ハンサム”なのでレアです」というフレーズがシェフの決め台詞です。シェフの明るいキャラクターも人気の秘密のようです。
お店では毎月料理教室も開催しています。料理が苦手だから教室に通うのも恥ずかしいと思いがちですが、ここの料理教室はシェフが目の前で作るのを見るだけ。そのあと試食。もちろんコース料理も出ます。最後にはレシピを持ち帰ることもできるため、お家でゆっくり料理することができますよ。